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Writer's pictureHisami

明けましておめでとうございます。

Updated: Jan 24, 2021


(2021年元旦お気に入りのスポット:ソファーの下でまったりする愛犬フィービー)


ここ数年来、初めて自宅で新年を迎えました。


長い休暇はたいてい国外に行くのでのんびりすることがあまりなかったのですが、この年末年始は自宅でゆっくり(仕事に関係のない)本を読んだりビデオを見たり。たまにはこういうのも必要ですよね。


実は私は昔から趣味という趣味がない人間で、「何か趣味がありますか」と聞かれるのが苦手。とりあえず「読書」と答えるものの「『読書』は趣味なのかなぁ・・・」とちょっと訝ったり。


最近歌のレッスンを習い始めたのですが、私の中ではこれも「趣味」というのとはちょっと違うかもしれないと思っています。


ちなみに「趣味」の意味をWikipediaで調べると次のように書かれています。


趣味(しゅみ)は、以下の3つの意味を持つ。

  1. 人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。

  2. 物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。→美学用語の「趣味」

  3. 人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。

この定義に従うと、「読書」は1や3に当てはまるので趣味といっても大丈夫(ホッ)。

でも歌のレッスンは先生がいてこそ「レッスン」と呼べるし、一人で自由時間に習慣的にやっているわけではないからやっぱり「趣味」じゃないのかな??


Wikipediaはこのほかに「英語のhobbyとの違い」なんていう項目があります。ちょっと見てみましょう。


”英語のネイティブ・スピーカーの感覚では、"hobby"とは切手などのコレクションや園芸・美術などの活動を継続するような「向上心をもちながら、ひとりで長期にわたって打ち込んできた活動」というニュアンスがあり、自分が好きで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄として日本人が「趣味」としてあげる「読書」「映画鑑賞」「スポーツ」などは"hobby"に含まれない。”


こちらによると読書はhobbyじゃないけれど、歌のレッスンはhobbyになる(まだ初めて数ヶ月なので「長期」といえませんよね)可能性大です。


実はこれが私の趣味なんです・・・・

おわかりでしょうか。

日本語の語源や漢字の成り立ちを調べたり、英語との違いを検証したり、というがすごく楽しいんです。私の趣味は「日本語と英語」かもしれません。


趣味が仕事になってしまうともう趣味じゃなくなるというのは、仕事=(イヤでも)やらなきゃいけないコトという考え方ですよね。


私の夫は長年英語教師を生業としてきているので、よく二人で「好きなコトを仕事にできてよかったよね」というのですが、私たち二人が自分たちはラッキーだと思うのは「好きなコトを仕事にしている」からだけではありません。

私にも夫にも「自分でこの仕事を選んだ」「仕方がないからやっているわけではない」というのがとても大切なことなんです。


「自分で選ぶことができる」というのは取りも直さず「自由」ということ。

あっ、そうか、だから「フリーランス:freelance」なんだ。納得。


今年も自分で選んだ道を歩くことの幸せを忘れないようにしたいものです。

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